トリコモナス膣炎はトリコモナス原虫に感染されることによって発症する性感染症の一つです。主な症状は、膣の痒みや痛み、おりものの悪臭やおりものの増加などがあらわれるようになります。男性よりも女性の方が感染しやすく、症状も重くなる傾向があります。また、性行為が無くても感染する可能性があることを知っておきましょう。

診察をする様子
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価格が安めのジェネリック治療薬、チンビスタ

チンビスタはチニダゾールを主成分とした薬剤で、トリコモナス原虫に対して殺虫的に作用することから、主にトリコモナス膣炎の治療に用いられます。
トリコモナス膣炎とは文字通りトリコモナス原虫が寄生することで、女性の膣や尿道に炎症を起こす性病のひとつです。
悪臭の強いおりものが増加して、酷い痛みやかゆみが起こるのですが、その膣炎を治療するのに原虫を駆除することのできるチンビスタが役立ちます。

チンビスタに含まれるチニダゾールは、元々はハイシジンと呼ばれる治療薬に使用されていたものですが、先発医薬品としての特許が切れたことことから、インドの製薬会社がジェネリック医薬品として開発したものになります。
後発品として研究費用などが抑えられ、成分が同じであることから効果もほとんど変わらず、それでいて安く購入できることから、トリコモナス膣炎に感染した女性の多くが利用しているのです。

一般的な抗生物質とは異なり、幅広い抗菌スペクトルといった効果はありません。
トリコモナス症にのみ効果を発揮するため、服用する場合はトリコモナスに感染しているかを診断する必要があります。
確実に感染していることがわかったら、チンビスタ錠500mgを1日1回、およそ7日間継続して服用します。
チンビスタを服用すれば、およそ7日後には症状が改善することがわかっていますが、万が一のため再検査するようにしましょう。

原虫への殺虫作用によって性病のひとつであるトリコモナスに高い効果を発揮するのですが、医薬品であることから副作用のリスクも十分に理解した上で服用する必要があります。
人体に強い影響を与えるわけではないため、強力な副作用といったものはありませんが、食欲不振や胃の不快感、吐き気などを催すこともあります。
頭痛や倦怠感といった軽度なものから、けいれん発作の誘発の可能性もあるので、手足のしびれといった症状がないか念のために注意していくことが大切です。

ハイシジンのジェネリックの中では比較的低価格

チンビスタと同じような効果を発揮することで知られているジェネリック医療薬のひとつがハイシジンです。
薬局やドラッグストアの店頭で売られている薬ではなく病院で処方してもらうタイプの薬ですが、チンビスタと同じようにチニダゾールという成分が含まれており高い殺虫成分や抗菌作用があります。

性病の原虫を殺虫して駆除してくれることから性病治療のために用いられることが多い医薬品となっており、ジェネリックなので比較的価格が安いといったメリットもあります。
チンビスタやハイシジンを初めとしたトリコモナス治療薬が性病感染を防ぐ、感染したあとの治療に役立つ薬としては挙げられます。
安さを重視したいならハイシジンを選んでおけばいいと言えるでしょう効果の強さにはあまり差がないからです。

性器が痛い、性器にかゆみがある、通常よりおりものが臭いなどといった症状が現れた際には知らない内に性病に感染している可能性があるので病院で診察を受けるか、チンビスタやハイシジンなどの治療薬を服用して様子を見ることを推奨します。
性病の種類によっては医薬品や治療薬を用いるだけで完治するのですが、病院での治療が必要な性病もありますので可能なら病院に行くのが好ましいと言えるでしょう。
病院で医師にジェネリックを希望すると言えば、安めの治療薬を処方してくれるので記憶しておいてください。

性病であるトリコモナス膣炎が発症している状態で放置を続けると、最悪の場合で子宮頸がんになったり子供が産めない身体になってしまう恐れがあります。
トリコモナス原虫の駆除と卵の除去を最優先に考えるのはもちろんのこと、完治後もコンドームなどを利用した性病感染の防止に力を入れるといいでしょう。